こんにちは!フミタカです。
今回は、矢口高雄先生の釣りキチ三平以外の漫画の話になります。
先日お亡くなりになった矢口高雄先生!
釣りキチ三平以外の作品も面白いものが多いです。その中で一番好きな漫画が
「野生伝説」のシリーズ
このシリーズは戸川幸夫先生の小説をを漫画にしたものです。
戸川幸夫先生は、動物文学で有名な方ですね。小学生時代の私は、結構本を読む人でした。その中で一番好きだったのが、戸川幸夫先生の動物小説!
代表的なものは、映画にもなったと思います。
「オーロラの下で」ですかね!
最初のくだりが
「メラメラと燃えるオーロラの下で…」で始まります。
その他は
「北へ帰る」高安犬の物語
「爪王」鷹の話
「牙王物語」確か狼犬の物語
が私の好きな作品です。
今回ご紹介するのは、この作品
羆風
これは三毛別羆事件をかなり詳しく取材された戸川幸夫先生の小説を矢口高雄先生が漫画にしたものです。
実はこの漫画は結構新しいです。私がこの漫画を読んだのは、確か30代だったと思います。三毛別羆事件は「熊嵐」という映画なんかで知っていましたが、詳しくは知りませんでした。30代当時の私は、矢口先生の絵柄が妙に懐かしくなり、漫画を購入したと思います。
この羆風は
林盛武氏の取材を元に作られた資料
「笘前羆事件」を参考にして作られてます。
林盛武氏は、当時の事件内容の詳細を知る人(奇跡的な生存者4名、当時の討伐隊等の三十数人の生き証人)に直接取材をされてるようです。
矢口先生は、この木村氏にも直接話を聞いてるようで、戸川幸夫先生の小説内容を更に充実した作品になっています。なんというかリアリティがありますね!おまけに漫画特有というか、その時の羆の心情なんかも描いてあり、とても面白いです。
羆の性質!
矢口先生の作品は、登場する動物、魚の特徴をよく表したものが多いです。
特にこの作品は、よく言われる羆の執着心を表現してあり、とても勉強になります。
てか、武器も無く、逃げる手段も無い状況で、あれだけしつこく羆に追いかけれらたら、本当にたまらないですね!
私が印象に残ったシーン!
兄弟や友人を殺された女の子が打ち取った羆を棒で殴り続けるシーンがあります。何かこのシーンがいつまでも忘れられない感じですね!
最後に!
ブログを読んで頂いてありがとうございます
今後ともよろしくお願いします。